Self Port Rait

好きなバンドとか映画のコラム

ベストライブ&ワーストライブ 後編


前半はただただ褒めちぎるベストライブの記事でしたが、後半は僕の主観でダメ出しをしていくワーストライブの記事です


覚悟はいいか?俺はできてる


1.THE PINBALLS


初めて見たのは大学生4年の時にKERBEROSと言うTHE PINBALLS、Large House Satisfaction、Yellow Studsのスリーマンライブ
ロックンロール界の魔獣達が互いの頭を喰い合う素晴らしいイベントだった

だがそこでマジで喰われてしまったのが彼らである


もちろん彼らのライブも悪くなかったのだが、他が凄すぎたのだ
特にMCの差が顕著だったように思う

タイプが違うといえばそれまでなのだが
他の2バンドがビリビリとした気迫を感じるライブだったのに対し
PINBALLSはVo.古川がちょっとポンコツ臭い喋りでグダッてしまう場面があったのが非常に残念だった、LHSのケンジよりカミカミだったよほんと


ちょうどこの記事を書こうと思った矢先に
KERBEROS Ⅱ開催の報せが入った
また3匹の魔獣の喰い合いが始まると思うとワクワクせずにはいられない
メジャーデビューし力を付けたTHE PINBALLS
今度こそ素晴らしいライブを見せてくれると期待している


2.凛として時雨

おいおいベストライブに入ってたじゃねーかと思うのはわかるが待ってくれ
2回目に行った#5のツアーがちょっと不満の残る内容だったのだ

かなり細かい内容なのだが愚痴だと思って聞いて欲しい

不満の内容は一言で言うと

ピエール中野、やる気なかったよね?」

一曲目、Ultra Overcorrectionが始まった時に
「あれ?なんかドラムの圧が薄い?」
と感じたのだ
そこでドラムに目をやってみると、心なしか顔が死んでいるピエール中野がそこにいた

常に全力でドラムを叩くXのYOSHIKIをリスペクトしてる彼が、その日はなんだか軽くこなしている感が滲み出たプレイをしていたのだ

1番「は?」と思ったのはTelecastic fake show
ピエールはこの曲のドラムについて
「サビで疾走感を出すために、ハットとバスドラだけ突っ込み気味に叩いている」
セミナー等で発言している

だがこの日はハットもバスドラもジャストタイミング、話していた疾走感は感じられず
ライブ後に一緒に見た友人も同じ事を言っていた

ライブ後半にはいつものプレイを取り戻し、鬼気迫るドラムを見せてくれたが
前半のOFFモードのせいで、なんだかなぁーという感想になってしまったライブでした


6月にまた見に行くので圧巻のライブを期待してます


3.teto


前半で、ライブ見に行くくらいだからそのバンドは好きだと言ったがあれは嘘だ
ライブを見て嫌いになったバンドだっている、それがteto

今池Go NowでUPSETの一番手として出演していたのを見た

あちらこちらでtetoがやばい、tetoが凄いと評判だったので、YouTubeで何曲か聴いた時はわりと好感触だった
特に「9月になること」はノスタルジックで名曲じゃん、ライブ見たいわ、と思わせられた


そんで実際にライブを見た感想は

「ノスタルジーのカケラもねぇな」


初期衝動だかなんだか知らんがギターはめちゃくちゃだし、何を歌ってるか一文字も聴き取れなかったし、客のマナーは悪いし何だこれは、と非常にガッカリした


甲本ヒロトだってパンクだけどちゃんと歌を大事にして聞こえるように歌ってるんだぞ
期待した「9月になること」がライブで勢いだけの曲になっててあんなに落胆したことはないわ


昔から知ってるファンからしたら、ノスタルジーを期待した僕の方がおかしいのかも知れんが
CD音源と真逆のパフォーマンスされたらそりゃ
戸惑うさ

歌詞が売りと言う割にライブで何歌ってるかわからないバンドは勘弁して欲しいですよ


・おわり

ライブで新規ファンを獲得し、既存ファンを満足させるだけのパフォーマンスをする
こういう勝負を年に何十回もしているのがバンドマンである


ある時は自分に響かなくても、別の時は響くかもしれない
そうしたライブと巡り合うために、またライブハウスへ足を運んでみようと思う


忘れられないライブ、あなたはありますか?