ノベンバ、新境地切り開き過ぎ問題
お久しぶりです、新年一発目の記事
もはや新年度が始まりそうな時期にTHE NOVEMBERSというバンドの記事を挙げます
以前にもノベンバに関しては取り上げたことがあるからまずはそっちを読んでみてくださいな
読んだか???それじゃあ始めるぞ!
・新アルバム「ANGELS」が名盤過ぎる
3/13に出たアルバム「ANGELS」を聴きましたか?
僕はもう発売日の通勤中に聴いたんですがそのまま昇天していきそうな出来栄えでした
Apple Musicの紹介文見ました?
「強く陰影の刺す混沌の世界を描いた、しなやかな叙情性に貫かれたアルバム」
ですよ、厨二感凄すぎて恥ずかしくなっちゃったよ
だけどこの文句に嘘偽りはない
狂気をひしひしと感じる楽曲から文字通り天使が歌うような楽曲まで魅せるこのアルバムはまさにカオス
フロントマンの小林は事あるごとに
「いつだって今が集大成、良くなっていく」
と謎のイラストを挙げながら呟いているのだが
ここまでその言葉を体現したバンドがあんのかよ、、
・ノベンバの新境地
これまでのノベンバはあくまでバンド形態でグランジを軸に轟音と美しさ、衝動を表現してきた
だが今回のアルバム、明確にいうなら前回のEP「TODAY」からは「バンド」という形に囚われなくなって来たように思う
それを経ての今回のアルバム、破壊力がすごい
初っ端のシンセで惹きつけられ、その後のギター?の轟音フレーズで側頭部を殴打
放心状態の僕にとんでもない立体感のサビがぶち込まれ膝から崩れ落ちたよナニコレ
よーく聴くとメインフレーズの裏でバンジョーのような民族系の響きの音が鳴ってるのがわかる
これだけじゃなく他の曲ではマンドリンやらパッドやらで奇々怪界な音を出していてもはやバンドという枠に留めるのは不可能になって来た
こんな風に環境音やシンセ、民族楽器を積極的に取り入れる姿勢はCorneliusを彷彿とさせるねぇ…
Cornelius 『あなたがいるなら』If You're Here - YouTube
・天国と地獄
タイトル曲「ANGELS」
さっきのBAD DREAMの眉なしがこれ歌ってんの???
天国と地獄を行ったり来たり
高低差ありすぎだわ
今回のアルバムはシャッフルや三拍子の曲がほとんどなんですが
それらのリズムは基本的に軽快なイメージを与えるもの
ノベンバには合わないと勝手に思ってたんですけど、今作で彼らに不可能はないと再認識した
いかがでしたか?
2019年始まったばかりですが、今のところこのアルバムがNO.1!
このアルバム曲たちを是非ライブで観たかったのですが、どうしても予定が合わず断念…
4/6の赤坂BLITZ、どうか見届けて来てください
そして俺に感想を小一時間語ってください
おわり