V系はゴールデンボンバーで終わってしまったのか
V系界隈の今ってどうなってるんだろう
そう思い立って今回はV系の今にフォーカスした記事です
V系の歴史
まぁまずはPSYCEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCKな歴代V系バンド達を振り返って行きましょう
1.黄金期
まず皆さんV系で思い浮かべるのはそう、最近また金を稼ぎにCMにまで出始めちゃったYOSHIKI率いるX JAPAN、これが初期、90年代
2.氷河期
次に2000年代、Dir en greyやJanne Da Arcらが活躍、90年代と比べて下火であり氷河期と呼ばれながらも、後続のバンドに大きな影響を与えたバンドが多い
ちなみにDirはMステで人を吊るして出禁になったと言われたが、その後も何度か出ているんだぜ、タモさんと楽しげに話してたぜ
3.ネオV系期
そして2010年代、僕ら世代がイメージすると言うとここ
メンバーの見た目がどんどんホスト寄りになって行き、ライブもエンタメ性が強い、アイドル的な盛り上がりをするバンドが出始める。これがネオ・ヴィジュアル系
この世代だとシドとか、アイドル的っていうと怒られそうだけど
僕が印象に残っているV系はこのシドまで
これ以降Mステのようなお茶の間に流れるようなV系バンドはゴールデンボンバー、彼らだけだ
次世代を担うバンドは??
正直ゴールデンボンバーが植え付けた軽いノリのせいで硬派なV系はなかなかお茶の間には浸透しにくくなってしまった
その影響か昨今のV系はかなり閉鎖的な部分があって、その界隈でしか盛り上がってないイメージ
せっかくなのでコテコテのV系からロックキッズにも聴けるバンドまでいくつか紹介しよう
1.己龍
「和風ホラー」をコンセプトとするバンド、己龍
和楽器バンドみたいとかいうとファンにしばかれるから気をつけろ、武道館埋めてんだぞ
こんな見た目ながらライブが楽しいと評判で、振り付け動画がアップされていたりする
逆に予習なしだと死ぬって事だけど、バンギャはすぐ調教されて完璧に振りを覚えていくので問題ないです
2.R指定
先に言う、ラッパーじゃないぞ
「アイアムメンヘラ」をコンセプトに中高生バンギャに大人気、意外と曲調もポップ
己龍とは真逆で、規制虫という曲でネットリテラシーについて歌っていたりと現代っぽい曲を書いたりする、V系界のヤバTみたいな感じかも知れない
ただバンド名のせいで武道館からNGがでた悲劇のバンド、わりと敷居下がったと思ってたのにその辺のモラルは気にするのね武道館
3.DIAURA
ほら、ベースがかっこいい曲を持ってきてやったぞキッズ達よ
挙げた中では一番V系らしいV系だと思う
「独裁」がコンセプト、やっぱりV系は基盤となるコンセプトを決めがち
ファンの事を「愚民」と呼称するLUNA SEAスタイル、呼ばれて喜ぶバンギャはMなのか?と勘違いするなかれ、大抵のバンギャはかわいいなぁと思いながら朗らかに見守っています
4.NOCTURNAL BLOODLUST
デスコアから参戦、ノクブラことNOCTURNAL BLOODLUST、ラウド・ハードコア好きなキッズにもオススメ
メタル畑からV系に転身してきたのでV系と言えるか微妙だが、今の若手でトップレベルで演奏が上手い、笑っちゃうレベル
ボーカルの歌唱力も異次元、8種類ものデスボイスを使い分ける事ができる
ある時からボーカルがゴリゴリに身体を鍛え始め、今では格ゲーのキャラみたいな身体になった。HER NAME IN BLOODと同じパターン
メタル系だとやっぱ筋肉が正義なんですね
以上、4バンドでした
この他にも若手じゃないがlynch.とかPlastic Treeとか、ロックファンにもハマりやすそうなバンドがあるのでお聴きくださいまし!